スクリーン解像度の変更
xrandr
ドライバーがサポートされているカード
- xserver-xorg-video-intel (2.0以降)
- xserver-xorg-video-nouveau ( Refer to the nouveau Feature Matrix)
- xserver-xorg-video-ati (6.7.192以降)
まず最初に xrandr とタイプしてみて、サポートされいるか試してみましょう。サポートされていない場合は Xorg のバージョンとドライバをチェックしましょう。
(メイン)スクリーンの解像度を変更するには次のコマンドを使います。サポートされている解像度の中から選んでください。
xrandr --output VGA --mode 1440x900
デュアルモニターとxrandr
Dual Monitors and xrandr
xorg.conf is deprecated, if you use free drivers. If you have an xorg.conf stanza under /etc/X11/xorg.conf.d, because you use proprietary drivers for your graphics card, you should save it now before proceeding.
xorg.conf, if present at all, is now modular, for example, each module contains everything referring a "device" for instance, the display or a mouse.
With xrandr you can configure your primary and secondary screen without restarting X, (hotplug). 。xrandrは以前のxineramaやmergedFBといったプログラムの代わりをします。xrandr1.2が作動中の時は以前のxorg.conf(やxineramaまたはmergedFB)を使った設定方法はもう使えないことがあります。
ドライバーがサポートされているカード
- xserver-xorg-video-intel (2.0以降)
- xserver-xorg-video-nouveau ( Refer to the nouveau Feature Matrix)
- xserver-xorg-video-ati (6.7.192以降)
Preparation for xrandr configurations of a PC with Dualhead
注意: 1つのPCを2つのモニターでずっと使う場合は xorg.confを編集して設定を保存するほうがいいでしょう。
ラップトップまたはノートブックは(上の2つのモニターの場合と違って)ダイナミックに設定を変更する必要があります。また、2つのモニターを使う場合のxrandrのパラメータをスクリプトに保存して ~/.kde/Autostart/に書き込んでしまわない限り、起動の際に設定をしなおす必要があるでしょう。
xrandrに親しみましょう
最初の一歩はコマンドラインにユーザーとしてただxrandrとタイプして、表示される出力に慣れておきましょう:
xrandr Screen 0: minimum 320 x 200, current 2048 x 768, maximum 2048 x 768 VGA-0 connected 1024x768+0+0 (normal left inverted right x axis y axis) 304mm x 228mm 1024x768 60.0*+ 75.1 70.1 60.0* 59.9 832x624 74.6 800x600 72.2 75.0 60.3 56.2 640x480 75.0 72.8 66.7 60.0 720x400 70.1
この例ではVGAだけが表示されています。(出力の説明は付録Aを読んでください)使用中のモニターで使える解像度が表示されていて、これを見れば(2つのモニターの設定に重要な)最大解像度(この例では2048x768)が分かります。 Appendix A
ここで外部モニターを接続して、もう一度xrandrを実行します:
$ xrandr Screen 0: minimum 320 x 200, current 2048 x 768, maximum 2048 x 768 VGA-0 connected 1024x768+0+0 (normal left inverted right x axis y axis) 304mm x 228mm 1024x768 60.0*+ 75.1 70.1 60.0* 59.9 832x624 74.6 800x600 72.2 75.0 60.3 56.2 640x480 75.0 72.8 66.7 60.0 720x400 70.1 DVI-0 connected 1024x768+1024+0 (normal left inverted right x axis y axis) 310mm x 230mm 1024x768_85.00 85.0*+ 1024x768 85.0 + 84.9 74.9 75.1 70.1 60.0 43.5 832x624 74.6 800x600 84.9 72.2 75.0 60.3 56.2 640x480 84.6 75.0 72.8 66.7 60.0 720x400 87.8 70.1 S-video disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
DVIスクリーンが接続されていることが表示されます。720x400から1024x768までが表示されているリフレッシュレートで使えることがわかります。
様々な設定シナリオ
基本構文
xrandr --output <output> --rate <rate> --mode <mode> --left-of|--right-of|--above|--below|--same-as <output>
解説:
- <output> はアウトプット名 (付録A参照) Appendix A
- <rate> はxrandrが表示したリフレッシュレート(省略可)
- <mode> はxrandrが表示した解像度(省略可)
メインスクリーンの解像度の変更
xrandr --output VGA --mode 1024x768
クローン
多くの外部スクリーンやビデオプロジェクターは1200x800は表示できず、例えば1280x768の解像度に設定する必要があります。その場合:
xrandr --output VGA --mode 1024x768 --output LVDS --mode 1024x768
外部スクリーンを消してメインスクリーンを通常の解像度にもどすには:
xrandr --output VGA --off --output LVDS --mode 1280x800
複数のディスプレイモニターのデスクトップ
As intel GMA <=945GM/GMS looses 3d support with a virtual screen >2048x2048 までなので、両方のスクリーンを高い解像度で隣り合わせに使うことはできません。両方を1024x768に設定すればちゃんと作動します:
xrandr --output LVDS --mode 1024x768 --output VGA --mode 1024x768 --left-of LVDS
マルチスクリーンをやめるにはサブスクリーンをOFFにして、メインスクリーンの解像度を(必要なら)元に戻します:
xrandr --output VGA --off (--output LVDS --mode 1280x800)
他の設定として、サブスクリーンをメインスクリーンの上または下に置くこともできます:
xrandr --output LVDS --mode 1280x800 --output VGA --mode 1280x1024 --above LVDS
結果として1280x1824の解像度の仮想スクリーンになります。2048x2048以内に収まっているので作動します。他にスクリーンを横から縦に起こす設定もあります:
xrandr --verbose --output LVDS --mode 1280x800 --output VGA --mode 1024x768 --rotate left --left-of LVDS
ノート: この設定のためには物理的にモニターの方向が変えられることが必要です。
Example of a permanently configured PC with dual monitors with xrandr with code snippet in /etc/X11/xorg.conf.d/30-screen.conf:
#30-screen.conf Section "Monitor" Identifier "DVI-0" Option "Primary" "true" EndSection Section "Monitor" Identifier "DVI-1" Option "RightOf" "DVI-0" EndSection Section "Device" Identifier "ATI Radeon HD 2600" Option "Monitor-DVI-0" "DVI-0" Option "Monitor-DVI-1" "DVI-1" EndSection
ノート
- インテルのカードでは仮想スクリーンの解像度は2048x2048までの制限があります。もっと高い解像度の設定は可能ですが、その場合DRIサポートを失います。nVidiaとATIのカードについてはそのような制限はないようです。
- ATIのカードではTVアウトは使えません
- ATIのカードでDDCの探査がうまくいかないと(Xorg.0.log: (WW) RADEON(0): DDC2/I2C is not properly initialised), modelinesを使っても設定値を変更できないかもしれません。
- (2つのモニターの)大きなデスクトップ設定を試すとxrandrが
"the resolution you're requesting is bigger than the one xrandr can support"
(指定された解像度はxrandrがサポートできる範囲を越えています)
というメッセージを表示することがあります。
そういう場合は"Virtual"のキーワードで使いたい解像度を指定ます。(付録Aのスクリーンの部を参照) - インテル以外のグラフィックカードでは仮想スクリーンの解像度は両方のモニターの最大解像度を使うのに十分なはずです。例: モニター1= 1024x768 モニター2 = 1280x1024 とすると仮想スクリーンの解像度は (1024+1280)x(1024>768) -> 2304x1024
付録 A
インテル
Output names: * LVDS: internal laptop panel * TMDS-1: external DVI port * VGA: external VGA port * TV: external TV output
ATI
Output names: * LVDS: internal laptop panel * DVI-0: first external DVI port * DVI-1: second external DVI port (if present) * VGA-0: first external VGA port * VGA-1: second external VGA port (if present) * S-video
Nvidia
nv driver supports RandR1.2 on G80 boards Output names: * LVDS: internal laptop panel * DVI0: first external DVI port * DVI1: second external DVI port (if present)
リンク
http://wiki.debian.org/XStrikeForce/HowToRandR12
http://bgoglin.livejournal.com/9846.html
バイナリードライバーを使う2モニター設定
non-freeドライバーの設定についてはグラフィックカード製造者の説明書を読んでください。
nVidia
Use the nvidia xorg configurator http://www.sorgonet.com/linux/nv-online/を使ってXorgファイルを変更します。
XorgのATIドライバー - 方法 radeon
ノート: 2つめのモニターの設定のためのデータが必要です。そのためにはまず2つめのモニターを外してライヴCDを起動し、自動的に作成されたxorg.confを保存し、次にモニターを交換して同じ作業を繰り返します。